【増税直前】今、リアルにみんなが買ってるもの、実は買ってはいけないもの

10%の消費税増税までもうすぐです。

なんとなく今回の増税は、5%から8%のときほど、騒がれてない感じがするな‐と思ってたら、どうやら、政府から増税前に市場をあおるようなセール(増税還元セールなど)は禁止事項にされているので、そこまで騒げてないみたいですね。

とはいえ、やっぱり増税前の今こそやったほうがいいことはあります。

ということで、今すぐやらないと損なことや、逆に今あわててやる必要がないことをまとめてみました。

 

何を増税前に買ったほうがいいのか?

 

増税前の意外な売れ筋ベスト7
  1. お酒 
  2. 日用品(消耗品)
  3. 歯の治療(矯正、被せもの、インプラント、ホワイトニング)
  4. 美容整形等などの保険適用外の施術(シミ・たるみ関連のレーザー治療、脱毛、包茎手術)
  5. レーシック
  6. スマートフォン
  7. 自動車保険

 

1位 お酒

食料品は消費税は8%のままですが、お酒類(本みりんを含む)は消費税10%になります。まとめ買いが急増しているので

欲しいお酒がないといったことがないように余裕を持って買っておきましょう

2位 日用品

毎日使うシャンプーやボディーソープ、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、おむつ、生理用品は日々使用するものですが増税対象です。

買い置きしておいてもスペースさえあれば、保存できるものなので、やはりある程度の量をまとめ買いしている人が多いものになります。

現在、楽天でもトイレットペーパーや日用品の売上が高くなっています。増税前のクーポンやポイント還元はうまく使いたいですね。

 

3位 歯の治療

歯の治療では、特に歯の被せもの(セラミック)やインプラントなども増税に先駆けて駆け込みで治療する方が増えるとされています。

 

4位 美容外科での施術

美容外科でも保険適用外の施術、特にシミ・たるみ関連のレーザー治療や若返り系のヒアルロン酸注射なども同じように今月中にと予約が殺到しているようです。

また、脱毛や包茎手術などもやろうと思いながらやれてなかったなんて人が多くやはり予約は混み合っているようです。これらは増税の影響金額も大きくなるため

やろうと思っている方は、早めに予約することをおすすめします。

 

 

また行きたいけどどこの美容外科・クリニックがよいのかわからない・・・と悩まれる方も少なくないようですね。

美容外科を選ぶときに欠かせないのは、ともかく数をこなしているところ=症例数が多いところというのは外せないポイントの一つです。
結局、数をこなしている先生が多い方が確実に技術力は高いんですよね。

・症例数が多い

全国の拠点数が多い

・取り扱っているメニュー数が多い

・テレビCMでやっている

ちなみに湘南美容外科は「美容外科界のユニクロ」といわれているといわれているのだとか。

美容業界の価格破壊としては異例のことだったということからみたいですね。

またあまり知られてないようですが、実は、脱毛は夏が終わってくるこの時期にやり始める人が多かったりするんですよね。
予約もしやすくなったりするのにキャンペーンがいろいろでてきたりして来年に向けてやっていくのには実はちょうどよい時期だったりします。

 

5位 レーシック

レーシックも保険適用外になります。レーシックも金額が張るので、そのうちやろうと思っていたということであれば、増税前に予約をしてしまおうという方が多いものです。

6位 スマートフォン

スマホは、基本的に二年契約で分割払いとなるところがほとんどですが、増税前に契約をすれば、この分割する本体価格は、増税前の契約であれば消費税は8%のままになります。

同じモデルでも10月以降の価格は2%増になるので、今買ってしまっている方も多いです。

7位 自動車保険

保険そのものは非課税ですが、実は値上げの可能性があることは気がついてない方が多いようです。

増税前にあわてて買わない方がいいものトップ3

  1. 住宅
  2. 最新家電

 

高いものこそ買っておくべきなのになんで?と思う方もいるかもしれませんが

それぞれしっかりとした理由があります。

 

家電はものによって買い

家電製品の中でも特に洗濯機、冷蔵庫、エアコンといったものは10月に新モデルの発売時期となることが多くあります。

最新式については、新しいモデルが出るのを待つ方がいいでしょう。

ただし新モデルが出る前に現時点での最新モデルや旧モデルの値下げやキャンペーンがありますので

そこをチェックした上で購入を検討したほうがいいとはいえます。

増税のタイミングで旧モデルが安くなるといったこともあります。

メーカーや小売店も増税による値上げを価格設定で考慮してくる可能性が高いとされるのが家電となります。

実際に楽天などのネットショッピングモールでも新旧あわせてエアコンや洗濯機は増税前に売れているようです。

 

保険は非課税!なぜ増税前に自動車保険に入る人が増えているのか

 

車はまとまったお金が動く大きな買い物なので、増税前に買うべきかなあ?と思うところかもしれませんが、実は一概にはそうとも言えません。

実はこれまで自動車購入時に課税されてきた「自動車取得税」や毎年課税されている「自動車税」というのは、2019年10月1日を引き下げられることになっています。
(軽自動車税を除く)

ただし自動車取得税の代わりに「環境性能割」という新しい税制がはじまります。

カンタンにいうと、低燃費車ほど税金が安くなるようになっています。

これは車のタイプや価格によっても違ってくるため、各ディーラーや販売会社によってキャンペーンなどが行われる可能性は出てくると予想されます。

車を買い換えるのであれば、車を高く買取してくれる優良業者を探す方がいいかもしれません。

増税前に入ることを検討した方がいいのは実は自動車保険

保険自体は、非課税なので消費税はかかりません。ただ、保険会社が支払っている「車の修理代金」などの保険金には消費税がかかっています。

つまり増税後は保険会社の負担が増えてしまう・・・つまり保険料を値上げする可能性が高くなっているんです。

ということで、ということでその辺も踏まえている方は実は今車ではなく、自動車保険の検討をされていたりします。

家は買わないと損?

「家を買うかどうか?」

これも増税前には、毎回取り沙汰されるトピックですね。

まず、家の購入の時には、単純に購入金額に対してすべてに消費税がかかるものではありません。

<消費税がかからないこと/国の施策>

1.土地には消費税はかからない

2.個人から購入する場合は消費税がかからない

3.マンション購入も土地部分には消費税はかからない

4.増税に向けて実施されている施策がある

・「すまい給付金」

・ 住宅ローン減税

基本的に、土地そのものは消費税の対象外です。つまり消費税がかかってくるのは建物そのものになってきます。

また個人から買う場合も消費税はかかりません。

ただし不動産業者などから買う場合は、仲介手数料を含めて消費税の影響は受けることになってきます。

大きい買い物なので、2%の増税で支払い額が数百万と変わってくるということはありますが

これらを踏まえた上で、今買うべきか、メリットがあるのかどうか?ということを考えることが第一です。

 

増税後もメーカーや不動産業者が買い控えを踏まえたキャンペーンなどを行う可能性は高いと思われますので、ご自身での住宅情報を収集した上でプロと相談していくことが大切です。

また副業でのマンション投資もまだまだ人気が衰えないですが、どうしてもということがなければ、あわてずまずは情報収集をしていきましょう。

 

航空券、定期券、コンサート、テーマパークなどのチケットは買い!

基本的にはこれらは増税の対象なので、チケットの利用や航空券の利用があるということであれば、「有効期限がないものや期限が長めのものは」買っておくほうが絶対にお得です。

 

ただし注意したいのは、旅行のパッケージツアーです。

ツアーの場合、ほとんどは航空券や新幹線チケットとあわせて旅館やホテルがセットになっているのですが

これは9月末までに購入したとしても実際に旅行に行くタイミングが10月1日以降の場合は、消費税は10%となります。
(2019年3月末までに購入していたものは大丈夫です。)

 

2019年消費税10%増税直前の傾向

【増税前に買いたい】

・シャンプーやトイレットペーパー、洗濯洗剤、食器洗剤、ティッシュなどの日用品

・お酒

・風邪薬や鎮痛剤などの常備薬や医薬品、医薬部外品

・コンタクト

・ペットフードや用品

航空券、定期券、テーマパークチケット類

 

【増税前にやりたい】

・歯の治療(矯正、被せもの、インプラント、ホワイトニング)

・美容整形、シミ・たるみ関連のレーザー治療、脱毛、包茎手術などの保険適用外の施術

 ・レーシック

・人間ドッグ

・自宅のリフォーム

・キャッシュレスサービスの利用開始(Paypayなど)

・自動車保険加入

 

【必須】増税対策!キャッシュレス決済でポイント還元をしておこう

消費税の増税が始まるとともに購入額の5%が還元される「ポイント還元制度」がキャッシュレスを対象にはじまります

同じ支払いでもキャッシュレスを使うだけでポイントで還元されて

現金だとされないというのであれば、やっぱりキャッシュレスを利用するほうが確実にお得ですよね。

 ※2019年8月現在では「最大5%の還元を9ヶ月行う」となっています。今後はまだ未定です。

たくさんあってどのキャッシュレスを使うのがいいのか迷う・・・というところがありますよね。

少し調べてみましたが、それぞれのキャッシュレスに対応しているお店は、業種によってもまだまだ違ってました。

ただ、これから対応していく店舗は増えていくと思うので、現時点でご自身がよく利用するお店で対応しているものから利用するのが良いと思います。

よく利用するコンビニやファストフードについては下記を参照してください

【疑問】結局、どのキャッシュレスサービスを選べばいいの?

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食料品や切手、印紙類は8%のまま

ちなみに食料品は消費税は8%のままなので買いだめは不要です!
なので、現在まとめ買いされる飲食類は、やはりお酒です。

 

また健康食品とされる医薬品ではないサプリなどは、食品扱いなので税率は8%のままです。

サプリの大半は、パッケージの表記が健康食品、美容食品、特定保健用食品、栄養機能食品となっているので大丈夫です。

ただし、食料品と思われるののでも「本みりん」の消費税は10%になります。

原材料をみただけでは、わかりづらいのですが、実はどちらもアルコールは入っています。
ただしみりん風調味料は、アルコール+塩を加えて、お酒としては飲めないようにしているため、酒税がかからないようになっています。

つまり「本みりん」を買うと値上げされますが「みりん風調味料」でよければ増税前も後も税率は変わらないことになります。

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まとめ

高い買い物ほど消費税の影響を心配しがちですが、特にあわてて買わなくていいものもあります。
ついつい、高額なものほどあわてずきちんと販売店の動向などをチェックしていいタイミングで買えるようにしたいですね。

 

増税前に買わなくていいもの(軽減税率対象のものと非課税のもの)

■ 食料品

■土地、個人から買う場合の中古住宅

■保険、株、切手・収入印紙、商品券

■サプリ、健康食品、美容食品、特定保健用食品、栄養機能食品

※表記が上記の場合食品扱いになるため

要検討(ケースバイケース)

■車

■最新家電

■新築住宅

■不動産業者を介して購入する住宅

 

 

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